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ヒューマンサイクルダイアリーズ

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京都府宇治市の自転車屋/GLITTER TUNEのブログです。

陽極酸化処理

今日は休業日だったので、普段には手を付けられない仕事をしておりました。






アルミフレームを所有している人は時々、『僕のフレームもアルマイト仕上げにしたいなりぃ・・・。』っと妄想を抱かれるのですが、只今その案件で動いています。

はっきりいいますと・・・溶接構造かつパイプの中にくまなく劇薬が流れ込む自転車フレームには、アルマイト処理というのは結構リスキーな着色方法です。相当慎重に作業してもらわなくてはなりません。

全工程を終了しても抜けきらない劇薬がガス抜きの穴から流れ出て、せっかく着色出来た表面をごく薄くですが溶かしてしまい・・・またまたアルミの地肌を露出させてしまうのです。
ガス抜き穴以外にも、全周溶接していないガセット部からもその薬品を完全に除去するのが難しく、オカルト的なシミが現れることもしばしば・・・。

いやそれのみならず、自転車フレームががっぽり入る釜?容器?で作業されていないケースも少なくありません。普通の黒とか白の耐食処理やら硬質アルマイト(自転車ではハード・アルマイトと言っていますね。)なら、大きな釜を持っているところは結構あるのですが・・・。

最近だと(そんなに最近でもないか?)エ★ス★ースがアルマイト処理で着色しているが、それ以外にはあまりみかけない。やはりNGが多いのでしょうか?

フジアロイでは僕が常勤しているときにマ★ックフ★ーツで約1★0本をアルマイトで仕上げたが、いちじるしい着色不良がみられたり、中にはフレームの一部が融けてしまい、品物として成立しなくなって廃棄処分にせざるをえないといった具合で・・・とにかく最初の方は、職人さんがフレームの内部構造を把握してくれるまでは凄いNG率でした。

簡単に出来ているようで、地味に各方面で対策を講じて出来上がっているんですねぇ。工業製品ってモノは。



追伸・・・
プラグ状のアンカーナットをようやく手配しましたが、問屋さんはサイクルモードのモードで出荷が怪しいです。うーん。待つしかないです。また状況お知らせします。

追伸その2・・・
高二フォークffフレームもスタンバっていますが、フォークコラムの内径がΦ19と特殊です。とある隠れた名品を手配中ですので(↑で示したアンカーナットのこと。)、それの入荷をお待ち下さい。打ち込み式のナットでも良いのですが、やはり機械的に固定出来る方が付け替え作業なども容易ですので・・・。
僕のわがままでお待たせしてしまい申し訳ありませんが、来週火or水まで今しばらくお時間を下さい。すみません。
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by the-riddlebikes | 2008-11-06 23:48 | ヒューマンサイクルダイアリー