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ヒューマンサイクルダイアリーズ

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京都府宇治市の自転車屋/GLITTER TUNEのブログです。

人畜『有害』じゃなくっちゃね・・・

人畜無害・・・様々なモノやヒトの様子や評価をあらわすのに使用する言葉ですが・・・やっぱ剥離剤は人畜無害なエコタイプでは、仕事になりませんでした。





時々剥離作業をやります。工場勤務の時はフレームの改造・追加工でしょっちゅうやっていましたが、最近は年に数回。今回のような『全部剥離』は数年ぶりです。

せっかくライトグレーで塗装されていたフレームですが、お施主さまの意向で、『アルミの素地の、鈍い感じで輝いてるのがいいなぁ。』って事で、剥離です。
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いつも俺の島忠で買う強力タイプの剥離剤で作業するのですが、ちょっと進めたところで事務所在庫分が底をつく。買い足しに走ろうとしているところにその作業を見ていた別のお客さんが、『オレのを上げるよ。』っと貰ったのが、環境に優しいエコタイプ。

しかし1度塗りでダメで、2度塗りでもダメで、3度塗りでようやく、表層のクリアがくしゅくしゅしてくる程度。その事をエコタイプをくれた方に話すと、『やっぱ?だってオレも「使えねぇ。」って思ったから、お前にやったんだよ。』だって。まったく・・・その光景みてくすくす笑ってんだから・・・時間の無駄だっての。笑



捨ててもいいようなハケ(←ホームセンターで安いのが在ると思います。)で塗装面に塗っていきます。かなり強力なので、ゴム手袋などをするのが良いでしょう。ついでに眼球保護のゴーグルなんかも。
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ぺたぺた塗って10~15分ほど放置するとこの通り。気持ち悪く塗装が分解されて浮いてきます。こいつをこれまた捨ててもいいような、あるいは剥離専用で使用するワイヤブラシで、ごしごしとこそぎ落とします。

1回の『ぺたぺた→ごしごし』でははがれるワケも無く、2~3回同じ作業を繰り返します。

ちなみに放置時間を10~15分としましたが、欲張ってそれ以上放置しても無駄です。っていうか、長時間放置すると、せっかく分解された塗装面が再び硬化し、ごしごししてもはがれなくなります。欲張らず、10~15分でブラシ作業です。



今回のフレームは剥離だけでは終わりません。Vブレーキ台座や諸々のワイヤストッパーが全て不要。グラインダーでそぎ落とし、その部分をスムージングです。それら作業が完了して、やっと組立に取り掛かれます。

下ごしらえだけで、のべ丸一日。人件費に換算すると・・・あ、今、薬品でやられた指先に、痛みを感じました・・・。苦笑
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by the-riddlebikes | 2010-04-27 06:27 | ヒューマンサイクルダイアリー