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ヒューマンサイクルダイアリーズ

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京都府宇治市の自転車屋/GLITTER TUNEのブログです。

SUBROSA/2011 Letum fixed 組立

自転車ってのはたいがい6~7割がた、組立済みで梱包されて送られてきます。

単純に『カタチ』にするだけなら、梱包をほどいてタイヤに空気入れててきぱきとパーツをくっ付けて行けば、たぶん1時間もせずに自転車として成立すると思います。

本来工業製品としてはそのまま『てきぱき』で成立するのが当り前なのですが、実はその辺が、意外とそうでも無いのです。





まずシートを支えるシートポストが挿入される部分。工場でもざっとリーマーは通されていますが、結構ささくれていたり溶接のウラ波でスムース・イン出来なかったり。
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で、こういったアジャスト式の簡易リーマーでポストの挿入部のバリをそぎ落とします。もちろん切削油たっぷり垂らして、フレームにも刃物にもストレスがかからないように作業します。



続いてBB(ボトムブラケット)部分です。ハンガーとも言ったりします。ここもあちこちのチューブ(パイプ)が収束してきてガッツリとTIG溶接されているところなので、入熱による歪みや、工場でのスピード重視の切削作業で残ってしまっているバリが見られる場所です。
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そしてネジ山のみならずBBが収まる部分の端面も、BB軸と可能な限り直角・平面を出すために、専用の刃物でさらっと削っておきます。

BBの端面・・・今回のようなスクエアアクスルのBBのままならそれほど神経質にならなくても大丈夫なのですが、将来的に3ピースクランク&例のBBへバージョンUPした時に、そのひと手間をかけたかかけなかったかで、品物の価値が変わってきます。



最も刃物を入れて補正しておきたいのがヘッド部分です。現在のFixedはBMXメイカーからのリリースが多く、かなりBMX的な造作が多いです。Fixedの進化をみると、BMXメイカーがFixedの流れを決めるのは自然なことのように思います。
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BMXの完成車でもエントリーモデルを除き、このカンパ方式のヘッド規格に完全に移行したと言えると思います。このカンパ方式のヘッドは専用ベアリングをぽんとセットするだけの簡単構造なので大変『通販向き』なのですが、シート部やBB部同様、入熱による歪みがたいてい発生しています。

もちろんそのままでもおおむね大丈夫なのですが、かなりの確立でベアリングがバラけて、ハンドリングに異常が現れます。不快なレベルで収まってくれれば良いのですが、最悪はベアリングが完全に砕けたりと、色々と厄介なことになりそうです。

しかし不安要素は最初から取り除けばいいだけなので、ヘッド上下のベアリングが座る部分も切削しておきます。



フレームの下処理が終われば次は前後のわっぱです。
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作業台を造るつもりが全然進んでいないのでダンボールで簡易作業台です。ま、要らないスクラップみたいな部品がたっぷり収まっているので、全然安定しているのですが。



これら作業を経て完成します。作業時間はそうですねぇ、たぶん1台に4時間ほどかかっているでしょうか?手が遅いってのもあると思いますが、丁寧にやるとそのくらいかかっちゃいます。

ここまでやって、やっと『納車しよう!』という気になって、お待ち頂いているお客さんに『出来ましたぁ。』の連絡をするわけです。



SUBROSA/2011 Letum fixedの国内定価は¥69,900(税込)ですが、当店では現金会計の場合は消費税分カットの¥66,500(税込)にてご提供です。(515mm540mm

そして宇治では更に、今までやりたかったBMXにも力を入れて行こうと思っていて、それらの販売価格も、現金=消費税カットでの販売となります。価格競争というより、クレジット決済の方との差をつけたいからです。頑張って貯金して現金ですぱーんと買ってくれる方への、ささやかなサービスととらえて頂ければ。
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by the-riddlebikes | 2010-09-20 23:52 | サブローザ