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ヒューマンサイクルダイアリーズ

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京都府宇治市の自転車屋/GLITTER TUNEのブログです。

GLITTER TUNE/DERRINGER(完成車) 納車

年明け頃からちょくちょくと打合せを重ねてきたデリンジャーがようやく完成致しました。大変お待たせを致しました。
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お施主さんからは、『技術的な部分は自分はよくわからないから、そういった点は全てお任せします。』っと言って頂いていたのですが、任せて頂いたら頂いたで、取捨選択、紆余曲折、試行錯誤等々、『より良い組み方があるのではないか?』っと、ある種無駄なこねくりまわしをしてしまう性格なもので、最後の最後まで、組み合わせるパーツに悩みました。苦笑





デリンジャーは、ジャンル的には子供サイズのAMもしくはアグレッシブXCに・・・っとの想いで設計したフレームですので、機能的な意味はもちろん、視覚的にもそれと判るよう、バッシュリングの装着は必要不可欠と考えています。
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バッシュリングにも様々ありますが、当店では、軽くポップな色で、岩や木の根にぶつかってもぬるっと滑りやすい、BLACKSPIRE/C4 RING GOD(32〜36T対応)を採用致します。

EタイプのFメカを使いたかったのですが、『26インチホイルをはいても無理のない寸法』で設計したフレームなので、いわゆるFメカの適正角度からは、少し外れてしまっていたようです。子供が使うモノですから出来る限り変速のトラブルを減らしたいのでどうにかならないモノかもんもんとしていた時に、ハギさんが素晴らしいアイデアを、当たり前のように絵で示してくれました。甘んじて、そのやり方を採用させて頂きました。



僕はツライチ至上主義者ではないので、ポジション調整の余地は残しておいた方が良いと考えています。毎月毎年、確実に背が伸びて行く子供なら、なおさらです。
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ステムには軽量かつ鮮やかなアルマイト処理がなされている、DARTMOOR/FUNKY(φ24.5)を採用しました。このステムの採用理由は軽く色鮮やかな点もありますが、一番の採用理由は突き出しの短さで、バークランプφ25.4のタイプは35mmと、他を見渡してもあまり存在しないコンパクトさです。
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なくなりつつあるφ25.4のハンドルバーを探すのに苦労しそうですか?いえ、かつてお父さんが使っていたモノや、お店だったらお客さんが、『もう使わないだろうから・・・』っと置いて行ったモノが結構眠っているはずです。僕は全て新品で組む必要はないと考えています。大事なのは、使う人間にとって機能するかどうかです。デリンジャーのみならず、ポジションをコンパクトに仕上げたい方に、DARTMOOR/FUNKY(φ24.5)は大変おすすめです。



今回は駆動・変速系に中古部品を複数採用しましたが、ブレーキはちょっとでも重量を軽くということで、XTを採用しました。一つ下位のグレードのSLXとの価格差はさほどないのですが、『お、XTだね!』っと気分的な性能も考慮しての選択です。
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が、やはり予算があるので、ローターはSLXにしました。ま、ローターなんかは換え易い部分かつ減ったり曲がったりしたら要交換なわけで、その時に、より軽いXTにスイッチするのでも良いでしょう。



シート周辺は入荷したばかりのSelle ITALIA/SL XC(Black)と、前後2本締めタイプのFIREEYEのポストを選びました。
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予算、重量、視覚的なキマリの良さで、最後までかなり悩んだ部分ですが、シートにしてもポストにしても黒地に白ロゴがシャープな印象を引き出してくれるので、ちょっぴり予算オーバーでしたが、その辺は僕しかいない店のアレでアレしちゃいました。



今回の車両とまったく同じ内容というのは無理ですが、『ご予算¥210,000/青パーツ×SLXの仕様』で、もう1台くらいなら造れます。

高いですか?しかしここまで練られた子供用のMTBは、世界中探してもそうはお目にかかれないと自負しております。当店おすすめの車両です。ご注文をお待ちしております。
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by the-riddlebikes | 2011-10-07 23:45 | デリンジャー