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ヒューマンサイクルダイアリーズ

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京都府宇治市の自転車屋/GLITTER TUNEのブログです。

WETHEPEOPLEのキッズ及びローティーン向けBMXのアドバンテージ

店主である僕の趣向で、当店ではかなりニッチな子供向けのMTBトライアルフレームを企画・設計・製作・販売をしているのですが(あまり知られていませんが。苦笑)、当然の如くBMXにおいても、子供向けの車両をおろそかにせずに、選択・組立・販売をしています。





子供用のBMXは車輪径16及び18インチが一般的です。

ほとんどのメイカーが16インチの車輪をはいたモデルではトップチューブ長=16.5インチ(419.1mm)で、18インチをはいたモデルではトップチューブ長=18インチ(457.2mm)となっているので、メイカーは様々あれど、同一車輪径であれば、車体の大きさ(長さ)は、ほぼ同じと考えて頂いてよいと思います。

ですがそれらほとんどのメイカーが採用している『お決まりのサイズ』からあえて逸脱しているのが、ドイツの高品質BMXメイカーのWETHEPEOPLE(ウィーザピープル)です。

WETHEPEOPLEでは16インチ車輪のモデル(モデル名はSEED)ではトップチューブ長=15.75インチ(400.05mm)とし、同じく18インチ車輪のモデル(モデル名はARCADE 18")ではトップチューブ長=17.55インチ(445.77mm)で造られており、その他メイカーとの差は16で-19.05mm、18では-11.43mmと、短めに設計されているのです。



当店は宇治市で2010年の7月から始めてようやく丸2年ですが、実は2007年から東京都練馬区で小売業務を始めておりまして、練馬時代から16インチのBMX・・・いわゆるピットバイクを、結構熱心に選択・組立・販売しておりました。

当初は幼稚園年長さん~小学校1年生くらいの、16インチのBMXの適正身長のお子さんに買って頂けていたのですが、当時はランバイク的なジャンルの認知は皆無でしたので、その年齢くらいでようやく『本格的な自転車を与えてやりたい!』といった感じだったのですが、ここ1年くらいで、ちょっと変化が現れています。

ランバイクの認知と普及、そしてそれを用いたイベントが複数開催され、以前より早い段階で、『より本格的な自転車を・・』っと望まれる親御さんが、かつてより確実に増えたように感じます。



個人的には『そんなに急いで大きなのに乗らなくても・・』っと感じているのですが、『より本格的なモノにナルハヤで乗らせてやりたい』という親御さんの熱意は、充分理解しているつもりです。

で、WETHEPEOPLEの話に戻ります。

輸入元のZENディストリビューションさんの営業方針で、派手な広告などをうたれていないのでご存じない方も多くいらっしゃるかと予想している次第ですが、WETHEPEOPLEのキッズ及びローティーン向けのBMXは数あるメイカーの中でも、断トツの仕上がりだと思ってます。

上段で述べたフレームのサイズはもちろん、構成されているパーツの内容やまとまりの良さは、他メイカーと見比べると、かなりのアドバンテージだと気付いて頂けると思います。

当店で確保出来た台数がほんの少しだったのでSEEDは既に完売ですが、ARCADE 18"の黒ですと、あと1台店舗在庫ありです。ちなみにですが、輸入元さんでも、SEED&ARCADE 18"共に、全色既に完売のようです。

秋~冬頃には2013年モデルの流通が始まると思うのですが、サイズが合うのなら、ARCADE 18"は、間違いのない車両だと思います。また、『ちょっと早めだけど、16インチを考え始めている・・』っといった親御さんには、その2013年モデルをお待ち頂くのも一案だと思います。



『WETHEPEOPLEというメイカーをちょっと勉強してみたい』ということでしたら、2012年モデルのカタログになりますが、まだ数部残っています。

送料込みで¥500にてお届けも可能です。当店通販サイトにてお客さま登録を頂いた後に、お問合わせ欄より、『WETHEPEOPLEのカタログ希望』のメールをお寄せ下さい。(2012年中にWETHEPEOPLE完成車をご予約もしくはご購入頂いた際は、カタログ代金は、車両価格より相殺・お値引きさせて頂きます。)

※この春鮮烈デビューを飾ったCULT/12 CC12は12インチの車輪径なので、ある意味新ジャンルですから、本日のお話からは割愛させて頂きました。
by the-riddlebikes | 2011-12-19 23:05 | BMX

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