525と似ているから・・・
トライアルに求められるブレーキ性能に付いては昨日お話しました。かなりの『ざっくり』説明なので、『それは違う。けしからん!』っとお説教を受けそうですが、じっくり説明するとながーい文章になっちゃうので・・・僕の文章を書く能力には言及しないで下さいね。物書きがナリワイではないので、僕は。笑
世の中新しい物の方がたいがい『良い物』です。それは僕も否定しません。がしかし、時々あるのです。『前の方が良かったんじゃね?』ってことが。
例えばシマノで言うと、BR-M775 /BR-M665/BR-M535あたりが現状では標準的で、パーツ単品での入手もしやすく、トライアルに限らず採用している人も多いでしょう。もっと『ぱねぇ』ブレーキ性能を求める方はセイントいっちゃって下さい。いやいや、なんぴとたりともオレより軽い自転車はゆるさねぇーって人はXTRでもいいでしょう。お金があれば、欲しい物はたいがい手に出来ます。お金があ・れ・ばですが。笑
少々毒が過ぎましたね。上の段でも述べたように現実的な選択は775/665/535あたりで落ち着く方が僕の周りでも多いのですが、ことトライアルになるとそうとも限らないのです。どうやら775/665/535は、(ブリードニップル辺りからの?)オイルのモレが早いようで、トライアルに必要な暴力的な制動力がアレと比べてすぐに減退してしまうようなのです。ナニと比べて?そう、ここで登場するのが525なのです。
BR-M525です。

BR-M575です。

『実はこの形状にあるのではないかと・・・。』今いいこと言いましたよ。
775/665/535たちと525あるいは575を見比べて下さい。ぱっと見で一目瞭然。前者の方はパッドを容易に交換出来るよう?あるいは軽量化?その理由は僕には判りませんが、キャリパーの上部が『頭ぱっかー。』っとすっからかんに開けっぴろげ、後者はがっつりとM6サイズくらいのボルトが貫通しちゃっています。
考えてもみて下さい。皆さんが『イイ』『凄くイイ』『一度知ったらヤメられない』と言っているマグラも、『頭ぱっかー。』にはなっていませんね。ついでに言っておきますと、こんな意見も聞いたことがあります。『僕にかかっちゃあ、マグラだろうとモレマスね。遅かれ早かれ。だもんで、結局ワイヤ引きのタイプにしちゃってますね。ま、握力の貧弱なオンナ・コドモにゃ無理なチョイスでしょうな。』っとこうです。ちなみにそう言ってのけた彼の下着は、ここ数年来フンドシ一筋だそうです。いやいやオトコです。もちろんウソですが。
ある人はこうも言います。『525はあまりに効いて前転事故が頻発したそうで・・・だもんで、メイカーは廃盤にしたのでは・・・。』こんな都市伝説も流布しているくらい、中古でもいいから525を探している人もいるということですね。
日本ではせっかくMt Bikeを買っても、その使い方を習得する機会の無いままクロスバイク的な運用で終わっている人が多くいらっしゃると思います。そういった運用方法ではバカ効きのディスクでは逆に危ない。パニックブレーキでフロントをがっつり握ってカタパルト発進のように前へ吹っ飛ぶ。充分考えられる事故です。
しかし山では、『しっかり効くブレーキ』はやはり必要な訳でして・・・だからだから、575と同一スペックと僕が勝手ににらんでいるBR-M486を、多くの完成車メイカーが採用しているのだろうなと。パッドの性能をわざと落として・・・いわゆる、デチューンを施して。もっと効かせたければ、社外のパッドにでもしなぁ。ま、純正以外は、補償・クレームの対象外だけどねぇ・・・って。笑
変速性能がRメカの造りの良さだけで決まるものではないというのは今ではみんな知っていることですが、シマノがHGギアやHGチェーンを提唱・市販化するまでは、いかにも変速機然としているメカの出来の違いが性能差と考えていた人も多いのではないでしょうか?変速に限らず、モノの性能ってのは包括的な、あるいは総合的なものであって、なにかひとつ突出していても、あまり変わらないということかなと。
言い換えれば、多少性能が落ちる物でも、他でバランス良く機能アップをはかれば、総合力は増すと。ブレーキパッドだったりローターだったり。そして僕的には、MTBというジャンルにおいては、いまだに世界で一番のシェアを握っていると思うシマノさんとしては、ドコのダレがドンな使い方するか判らない・・・だから、『あたり障りの無い程度のブレーキ性能』に、あえてとどめている・・・そー思えてならないのです。
えー、いつものように話がふくらみ過ぎてまとまりが無くなってきましたね。『よーく解った。でもさ、525と同じなんでしょ?575わ?だったらさ、中古の525探せばいいじゃんか。そうじゃね?』いやいや、決定的に違うんですねぇ。キャリパーの重量が。笑
こちら525。

こちら575。

長文をタイプしていてだんだん疲れてきました。またしてもブレーキ一式組上げるのに必要なその他パーツや価格にまで話しを進められませんでした。従いまして、あと少しトライアルネタが続きます。
そうそう、シュンスケくんの575は525装着時代のストックで取っておいたUNEXのパッドに速攻換装。BL-M575との相乗効果・・・っかどうかは、かいもく判りませんが、『ぱねぇ』ブレーキ性能だそうです。

もう少しシュンスケくんの車体の様子を見なくちゃですが、これがアリならば、GLITTER TUNEでトライアルバイクを組む際の、標準的な仕様になりそうですね。BR-M575もBL-M575も。


