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ヒューマンサイクルダイアリーズ

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京都府宇治市の自転車屋/GLITTER TUNEのブログです。

SIDEWINDERと命名しました

シュンスケモデル・・・SIDEWINDER(サイドワインダー)と命名しましたよ。





しばらくトライアルネタの更新がなかったですが、別に遊んでいたワケではありません。だからといって、ばりばりと仕事をしていたワケでもありませんがね。苦笑

本当は9月に製品版の出荷を予定していたのですが、工場の材料が底をつき、新たに仕入れることに・・・しかしこれがすぐに用意出来るワケではない。なにせ7N01などという、製造業が冷えきったこのご時世ではかなり需要の少ないアルミ合金で成り立っているフレームですので・・・フジアロイの自転車フレームわ。

しかも自転車用のチューブは口径・肉厚とも既製品には無い変なサイズが多く、当然、『フジアロイ用』で別注しなくてはならない・・・例えば、『φ18×t1.8の7N01のアルミ管が欲しい』とする。最少数量は★★kg単位!『4mモノで10本下さい。』といった世界ではないのです。しかもT6やらT5といった、これまた超特殊な熱処理が必要。

熱処理の釜がどれだけの規模なのかは見たことはないが、『フジアロイ様分』だけで、その電気釜?を稼動させることはないという。なぜ?もっともっと、釜に製品をいっぱいにしてから行うため。ようはコストの問題。余計に払えば速攻でやってもらえるかもしれないが、1kg単位2千円UPで50kgとして10万円。フレーム造るのに必要な部材の『一部分』を仕入れるためだけに、通常の仕入価格よりも余計に10万・・・で、造るフレームの本数は・・・ふぅ~。

今までも何度も『やめちまおう。』っと考えたことはあるが、今後もどこまで続けられるかは不明です。続けるためには、もう少し販売価格を下げるというのも、ひとつの方法ですかねぇ。そうなると業販の際のマージンはかなり少なくなる。でも、僕とフジアロイの継続が第一義と考えるならば、そういう選択肢も充分あり得る。なぜなら、僕はそんな余裕をもってこの仕事をしている『若旦那』や『御曹司』ではないから。笑



さて、くらいくらい、ダークサイドなお話しはこの辺にとどめておいて、シュンスケモデルの製品版に命名した、SIDEWINDER(サイドワインダー)の由来でも、お話ししましょうか。

まずひとつ目の由来は僕のシュミの軍事ネタ。そうです。空対空ミサイルのあれですね!サイドワインダーの開発・実戦デビューはかなり昔なのですが、当時は結構撃ちもらしも多かったそうで・・・しかし追尾機能の度重なる改良や設計変更を経て、現在ではヘルメットに内蔵されたシステムと連動して、たとえ並行して飛んでいる機体でもロックオン出来るという・・・どんな状況からでも目標物を正確にとらえ、攻略する・・・このイメージが、トライアルと合致したのです。僕の中で。

ふたつ目の由来は、その『サイドワインダーミサイル』自体が命名の由来とした、ヨコバイガラガラヘビ。彼らの生息域は乾いた砂漠地帯なのだが、からっからに乾いたきめ細かな砂地では、普通に頭を先頭にした蛇行運動では、上手く前進出来ない。特に斜面などでは、通常の蛇行運動ではまず上っていけないでしょう。で、ヨコバイ運動なのです。なにも進む方向は真正面でなくてはならないワケではない。多少斜に構えていたとしても、自分の進む方向をしっかりと意識し、滑りやすくグリップ感の少ない路面でも、くねくねと器用にエッジを利かせて、着実に登っていく・・・これもまた、トライアルという競技の動きと合致したのです。僕の中で。

あ、あと、『多少斜に構えていたとしても、自分の進む方向をしっかりと意識し・・・』ってあたりは、子供達へのメッセージでもあります。僕自身ヒネクレた少年時代を過ごしましたが、これと決めたことをあきらめずに続けていたら、僕ぐらいには成れ・・・あ、僕みたいには成らない方がいいですね。自虐気味で済みません。苦笑



SIDEWINDER(サイドワインダー)・・・丸々一ヶ月遅れではありますが、10月20日頃に工場生産UPです。同月中に、ご予約頂いているお客さまの元へ出荷可能です。お待たせしてしまい申し訳ございませんが、今しばらくのお時間の猶予を頂戴致したく存じます。

10月20日のちょい前・・・17日(土)に、御殿場工場へ行って最終チェック及び検品ですかね?2010年のプッシンクラスの最新鋭機がずらりと並ぶ光景。僕自身も、楽しみでなりません。
by the-riddlebikes | 2009-09-26 23:37 | トライアル