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ヒューマンサイクルダイアリーズ

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京都府宇治市の自転車屋/GLITTER TUNEのブログです。

T9Y04

フレームが仕上がった直後からうちあわせはしていたのですが、東京でもようやく量産型の運用が始まりました。





プッシンクラスで出場するのは今年が最後の年齢のツヨシくんです。動画の中ほどでぴょこぴょことダニエルをしているのが、その彼ですね。



『プッシンではあと1年でしょ?もっと大きい(長い)フレームでもいいのでは?』って意見もあるでしょうが、ツヨシくんは結構小柄なんですよねぇ。

トライアルはBMXとは違ってホイルベースの長さがセクション攻略に有効な局面が多々あるので、BMXみたく、『大きいモノに乗るな。現時点で最適なフレームに乗れ。』っとは一概に言えないのですが・・・でもやっぱり、今のツヨシくんの体格には、サイドワンダーが最適だと自負しております。

セクション攻略に有効な長いフレーム・・・乗りこなせればそれは最高の武器ですが、窮屈に設定された試合でのいやらしいセクションで、小柄な彼がその長い車体を自在に操れるのか?

サイズ選びに正解は無いと思います。がしかし、僕の考えにも一理あるとも思います。そこに共感して下さった親御さんが、予算を大幅に超えるフレームの購入を決断して下さいました。100%の大正解ではありませんが、彼の今現在の技術・体格をかんがみ、今在るモノの中での最良の選択肢であると確信しております。

っていうか、そのくらいの自信がなかったら、こんな小さなマーケット用のフレームなんか造りません。苦笑



もうひとつ『予算を超えるモノ』の購入を決断して下さった要因は、ツヨシくんには弟がいるという部分。弟へ受け継いでこの先3~4年の練習・試合で使用しても、クラックが入って折れてしまうような重大なトラブルは起こりにくい、タフな設計ってのもあったと思います。

競技機材では丈夫過ぎるモノは『オーバースペック』と一刀両断されるケースもままありますが、賞味期限1年ではあまりに敷居が高過ぎる・・・その辺も僕なりの設計思想なのですが・・・ま、結局はナニを選ばれるかはお客さま次第。選択肢は複数在った方が良いと、僕は思います。



タイトルの『T9Y04』というのはフレームの番号でして、ツヨシくんのフレーム番号になります。サイドワンダーにはリアエンドのディスク側に打刻してありますので、一度確認してみて下さい。笑
T9Y04_c0100318_12403461.jpg
Tはタイラ企画・設計。9は2009年。Yは11月を示しています。その後の番号は製造順の番号。全何本中の何本目というのは打刻の手間が増えるので省いています。

『量産型』って言ったってたかだか10本程度。工場の日誌をみれば全部で何本製作したかは、すぐに判るので。笑



今現在は05番までが工場生産終了で、その05番の1本が、当局事務所に在庫アリとなっております。

数件の問合せを既に頂いておりまして、『来週の土曜日に是非現物を観に行きたい。』っとの仮予約を頂いておりますので、もしかすると一旦在庫切れになるかもしれません。

ただしつい数日前に工場から、『残りの本溶接も全部完了した。3日ほどして材料がある程度硬化・安定してから機械加工に入る。2月中旬には、残りのフレームの出荷も可能。』っとの連絡が入りました。

僕はあまりセールスが上手じゃないのですが、現在、約半数が完売といった状況です。ご興味のある親御さんは、是非現物をご覧下さいませ。土曜日でしたら、ゆっくりと対応可能でございます。
by the-riddlebikes | 2010-01-30 23:57 | トライアル