僕の中にジャッキーが帰ってきた(其之二)
見事なチビサモ・ハンの完成だ。
次はブルースだが簡単ではない。なにしろまだ言葉を理解しない年齢なのだ。しかし怒りは幼児だって知っている。大好きなおかずを目の前で全部食ってやった。
ショーアップされたジャッキーの映画よりもブルース・リーのリアルさへどんどん傾倒していった。衝撃的だったのはジークンドーという流派を興し、その神髄の『打って組んで投げて極める』を、映画の稽古シーンで見せていたことだった。
その後佐山さんが修斗でやることをずっと前から武道として確立していた李小龍。凄過ぎるぜブルース・リー。
しかし同時に、間違った格闘技モノもおおめにみる度量が僕に備わってきたのである。あの超B級の名作映画・ベストキッドである。
今日も明日につづく・・・。