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ヒューマンサイクルダイアリーズ

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京都府宇治市の自転車屋/GLITTER TUNEのブログです。

BRIDGESTONE/RADAC

宇治の店にはいまだに立派な看板がくっ付いていませんが、練馬時代からの赤い板のボードは、店先に置いているのです。

ま、そこに書いてるのは、『基本なんでも修理、点検、調整します。相談だけならタダ。まずはご相談を。』って書いているだけなのですが、なぜかこの手の自転車ばかり担ぎ込まれます。
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ご近所さんのブリヂストン/レイダック。ウィキで調べたんですが、レイダックシリーズは全て接着工法で仕上がっていて、一時期はカーボンフレームも存在していたんですねぇ。

アランに憧れての接着か、それともデュラオールを意識していたのか・・・ま、さすがにその辺の時代は詳しくないので、時系列的にドコが最初なのかはよく知りませんが。





基本的に『治した』だけですが、ハンドルアッシーのレイアウトは今風に変更しました。当時のセオリー的にはありえないセッティングですが、今は全然普通に見えます。笑
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バーテープはフレーム後部のシルバーに合わせて、カーボンクロス風のシルバーをチョイス。



懐かしのセラ・イタリア/ターボサドル。ずっと以前に生産を終了しているモノだが、昨今の700Cの隆盛のおかげで復刻されている模様。
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修理が完了すると実際に乗ってトルクをかけてこいで変速したり坂を上ったりブレーキを確認したり・・・その作業をするだけで、お返しする前に更なる不具合が無いか確認・修正出来ます。ほぼ全ての自転車でそうしています。なにとぞご了承下さい。

それにしてもターボくんサドルの出来の良さを再確認。前後にしりポジずらしても、どの場所でも違和感なし。もちろんイタリア製。



セラ・イタリアといえば昔も今も岩井商会の取扱。僕と同世代なら確実に一度は使用したことのあるフライトチタン!・・・こちらも復刻されている模様。

懐古主義は避けたいが、やはりいまどきのマッシブなデザインのサドルは僕はちょっと・・・機会があったら、ターボくんをいくつか用意しておこう。



ちなみにターボくんと同義語でター坊というよび方もある。アラレちゃん世代の方はターボくん、フォーリーブス世代の方はター坊。

セラ・イタリア/ターボ・・・世代ごとに愛称が違う、稀有なサドルなのである。
by the-riddlebikes | 2010-08-24 23:43 | ヒューマンサイクルダイアリー

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