中古のバズーカのフレームから、懐かしい6速のレギュレーションに合致したトライアル風味の車両を生やしました。
トライアルというジャンルを突き詰めると変速機一式はまったく無駄なのですが、オーナーさんの希望は『トライアルテイストを味わってみたい』っということですので、今回はこの仕様で正解なのです。
車体全域を見渡してもトライアル専用品はいっさい見当たりませんが、バッシュリングだけは僕の希望をのんで頂き、
こいつを取り付けました。
これがくっ付いてるだけで、立派なトライアルバイク!笑
9速用のフリーボディなのでそのまま9速のスプロケをセットしておけば良かったのですが、トライアルテイスト演出のため、使わないロー側3枚はグラインダーで切り落としました。
XTのパッドの軽さに驚きましたねぇ。
最新のXTには違いないのですが、マスターシリンダーには、普通ではまずチョイスしない方をセットしました。
好みは分かれるでしょうが、エンジン付きのオフ車のブレーキレバーみたいで、僕とオーナーさん的には、これで正解なのです。
がっちがちのトライアルではなくあくまでもテイスト重視ですので、前後ローターには、軽量な
アリゲーター/クラウン(180mm)を選びました。
私見ですが、こういった変速付きのトライアル車両の復権が、イコール、トライアルというジャンルが再興するきっかけになり得ると考えています。