キャプタイヤ
随分以前から気になってはいるけど、調べるまでには至りませんでした。
被覆の溶接ケーブルも“キャプタイヤ”って言いますが、これは一次側(電源から溶接機までの配線)の線。でも、フジアロイではそう言っている。不思議。謎。リドル。riddle・・・。
そうそう、これをパクって転売すると、いいこづかいになりまっせ。銅線の塊ですから!
・・・って、前科モンになっちゃいますよ。
洗濯バサミみたいのは本来は被覆溶接用のトーチですが、すっかりアース用のバインダーに成り下がっています。かくも惨めな扱いのトーチ・・・。
右側に5本束になっている線が、その先をたどっていくとリール状の溶加材がセットされていた機械を経てMIGのトーチへ至ります。
アースの線、そして5本もの溶接用の線。この二つが溶接側、すなわち二次側ということです。
それにしても5本・・・多いすね。
全部が電気の線ではなくて、①ずばり、電気が通っている線。②アークを制御する為のスイッチをつなぐ線。③アルゴンガスが通っているホース。④トーチを冷やす為の水のホース(冷却水)。⑤冷却後の熱々水の戻るホース。以上。
そうなんです。水冷式なんです。(タカのPCも水冷式と聞いたが本当か?)
鉄やステンは空冷で大丈夫です。なぜかって?説明は大変なので割愛致します。
やっと終わりました。
大の男が5人がかりで、一日9~9.5時間働いて丸十日。現場仕事は大変です。
じりじり熱い日差し。いきなりの暴風雨。勝手に現場に入ってくる、公園を散歩している老人のお相手・・・現場では、ナニが起こるか判りません。
だから、タフじゃないと勤まりません。
肉体的にというよりも、アレコレうるさくてもスカしていられる精神力です。
自分の施工した現場に満足げな三木(三木ティ)さんの絵をもって、現場のレポートと致します。
tayla