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ヒューマンサイクルダイアリーズ

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京都府宇治市の自転車屋/GLITTER TUNEのブログです。

the Ripper

切り裂き魔・・・。
この名を聞いて、かつて僕が住んでいた川口の連中はピンとくると思う。
そう、水曜が休日ということで、その切り裂き魔の彼が僕の職場に遊びに来てくれました。

おいおい、そんなやばいヤツと知り合いなのか?前科モンじゃあないのか?警察呼んだ方がいいんじゃないのか?・・・。
全然大丈夫なのです。

彼は温厚な人物で、ロードもMTBも造詣が深いヤツ。
最近はDHマラソンやSDAの100㎞とか走るレースを主な活動の場としているらしく、なかなかグッドシェイプな身体つきでした。
まぁ元々、『エガちゃんかよ!』とつっ込み入れたくなるくらいの痩せ型なのですが・・・。




なぜ彼のことを“切り裂き魔”と、僕も含めた川口の仲間が呼んだのか。
AMP・B4・・・ローウェル・レジェンド・・・彼が乗り継いだフレームの一部だが、いずれもそのフレームとおさらばする時には原形をとどめていないのである。
なんと!あろう事か彼は、フレームの芯が狂ったりなどのバイクの不具合が発生した場合、かなりの確立で自転車の骨子であるフレームをぶった切ってしまうのである。それはもう、僕たちが『大丈夫、業者に問合わせてスイングアームを分けてもらおう!』って話しをしている矢先に行われる蛮行なのである。

もちろん細かなバイクの不調でぶった切ったりはしなかった。
むしろサスペンションなんかの知識といじる技術は、僕なんかがおよばないくらい信頼出来るヤツだ。実際今も、とある自転車屋さんで、ほぼ責任者的な立場で信用されているくらい。
だから“切り裂き・・・”だったのは、彼が10代後半から20代初期の数年間の出来事なのである。当然今は、賢い、しっかりとした対策をするようになっている。と思う。笑

そんな訳で、たった数年の“若気の至り”の時期の記憶が強烈に残っているので、いまだに川口の仲間と彼のコトを話す時には、『あー、斬っちゃいました・・・』とモノマネしてげらげら笑っているのであります。

実は彼にはまだまだ素敵なエピソードがあるのです。
例えば・・・ファミレスで夜遅くに数人で『ぼー』っとしなが飯を食ってると、おもむろに誰かの皿に残っているパセリを指差し、『あー、使いまわし、もらっていいすか?』と、指をさしながら言うのです。そしてなぜかその指先は“フレミング・右手の法則”なのです。
“使い回し”と確信して食す行動とその手つきの複合技で、僕ら一同『ぼー』っと食事していたはずなのに、『はっ』っと目が覚めたように・・・『ヒップホップか!お前は!笑』って、つっ込んだのは言うまでもありません。

まだまだあります。
僕はその場に居合わせていなかったけど、どこだかの飯屋での晩飯の最中に、急に隣の席に倒れて頭を『がぁーんん!』
『えっ、どうしたの?』
『いや、ちょっとウトウトしちゃいまして・・・』
ええぇーーー!!!ですよぉ。
飯食ってる時に寝ちゃう。がきんちょの時にしかやった事無い現象ですよ!とっくに二十歳過ぎているのに。笑

彼のエピソードは、それはもう枚挙にいとまが無いくらいあるのですが、今日はこのくらいにしておきます。キリが無いので。笑
ケンイチ、遊びに来てくれてありがとう。また川口で宴会しようぜ!僕の職場でもいいぞ。笑

次は朝霞方面の“GT・ゾッコンラブ”だった、彼が遊びに来るかなぁ。
楽しみ楽しみ・・・。
by the-riddlebikes | 2007-06-13 22:54

by the-riddlebikes