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ヒューマンサイクルダイアリーズ

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京都府宇治市の自転車屋/GLITTER TUNEのブログです。

LOUIS GARNEAUが来ました

アキコーポレーション様のご好意により、ルイガノのロードを分けてもらいました。
営業担当様、色々と手配下さりありがとうございます。
しっかりとセットアップしてお客さまに提供したいと存じます。





以前にここで紹介したO-TAKE/24inchに乗っている女の子が購入者です。
結構前から、夜な夜な僕の事務所でビール呑みながらアレでもないコレでもないと相談していて、僕からも知りうる限りの情報を提供して・・・。
んで二人揃って、『ルイガノかなぁ?ルイガノにしよう!』と決定しました。



選んだのはこれ。サイズはその車種で一番小さい420㎜。
LOUIS GARNEAUが来ました_c0100318_16424468.jpg

ホリゾンタルTTは525㎜との事。欲を言うと505~510㎜くらいにして欲しいところ。なぜなら、このサイズを選ぶのは小柄な人が多いだろうから。
MTBしか乗らない人には充分短いTT長だと思うでしょうが、ロードでこの長さはあくまで“ちょっと短め”程度です。

でも700Cホイルをはきつつトップの短いフレームってのは、なかなか無いのです。特に完成車では。
多分、165㎜のクランクを採用しなきゃとか、色々コスト面で厳しいのかと・・・。
トレックなんかでフレームの寸法からパーツチョイスから、それはもう半端無い機種が出ていますが、20万オーバーですからね。普通の人には『にっ、20万ですか・・・。』ってなっちゃいます。

経験ないですか?
『○○さぁん。自転車買いたいんですけどぉ、どんなのが良いんですかぁ?』って聞かれて・・・
『この10万のが、安くて良いんじゃない!』って返すと・・・
『5万くらいで無いんですかっ!怒』って。笑

今回のは税込で8万強。
ヘルメットやらその他装備品を加えると10万超え確実。
普通の人には、充分高級なスポーツ車です。これが普通の感覚です。笑



でも8万円のパッケージでよく出来ていますぇ。
シートステーの部材なんか、素直にカッコいいと思います。僕はこういうのは好きです。
LOUIS GARNEAUが来ました_c0100318_1782364.jpg




実はハンドルバーも、160㎝以下の女の子が乗るには幅もリーチもドロップも“大きめ”です。
LOUIS GARNEAUが来ました_c0100318_1715260.jpg

だからって、『8万円だもの・・・。』なんて、“みつを”みたいな言葉でお茶を濁したりしません。最初っからライダーにフィットしたバイクに組上げるべく、幅もリーチもドロップも“小さめ”のモノに交換しちゃいます。しかも格安で。

賛否両論あると思いますが、その知識や経験、技術を活かして、既製品をいかに乗り易くして提供するかがお店の義務だと信じております。
もちろん、出来ること出来ないことはありますが・・・。



さてさて、只今こいつはハンドル待ちです。
ハンドルも色々考えたのですが、昨今のピストブームで『輸入物大好き!』なはずの日本人にも再注目されている、NITTOを選びました。そいつが入荷したら一気に組上げます。
人に提供するモノなのですが、こうして色々自転車のことを考えるのが大好きです、僕は。

僕と一緒に考えたい人、いませんか?ほら、そこの君だよ!
いつでもお待ち申し上げております。笑
by the-riddlebikes | 2007-08-03 17:11

by the-riddlebikes