NITTO
一応お盆前に滑り込みで入荷しました。この自転車のハンドル。
先日仮にセットした、標準で添付されてくるハンドルバーと比較してみて下さい。
NITTO/Neat M.186 STI(幅=380㎜・カラー=ブラック)
LOUIS GARNEAU/LGS-CENに標準装備のハンドル(幅=400㎜・その他の仕様不明)
二つの写真の角度が若干違っていますが、造りの大小の差ははっきり分ると思います。
リーチで約15㎜、ドロップで約35㎜、日東のハンドルの方が小振りに出来ています。この差は非常に大きいです。
リーチとドロップ部の差を検証。
ハンドル幅も検証。
補足ですが、ロードのドロップやブルホーンバーの幅の表記は芯~芯です。ご留意下さい。
で、この日東のドロップバーで組んで、まずは一旦納車です。
そしてこれでもポジションがきついようなら、ステムを見直します。
『ステム変えて、その後ハンドルでも一緒じゃん!』って感じですが、大違いです。
確かに、最初にステムで短くするのも一つの方法ですが、MTBよりも顕著に?ハンドルのチョイスで乗り易さ・乗り難さが出るのがロードって乗り物です。ブラケットの位置には特に気を使いたいものです。
だから購入頂くロードレーサーのポジションが明らかに『遠いな・・・。』と感じた時は、最初っからハンドルの付替えをお奨めします。その後ステムを変えたとしても、新しいポジションへの対応もし易いし、作業的にもハンドルアッシー一式を入れ替えるより、安価で短時間で済みますしね。
ピストブームの副産物で、ラグで仕上げられた古いクロモリ製のフレームが“新しいモノ”として受け入れられています。
でもやはり、乗り易いに越した事はない・・・ってのが、僕の考えです。
ハンドルの交換だけで、“今”のポジションと“今”の流行をミックスした、最高にカッコいいバイクに仕上がると思いますよ。