“普通”のサイクリストの“普通”にナイスな選択
長年・・・って言っても34年しか生きてませんが、言葉の変遷には驚くばかりです。僕が高校生の頃なんか、今みたいに洗練された?日本語スラングはありませんでしたからね。
“ヤバい”だとか、言葉尻になんでも“てか”だとか、“微妙”だとか・・・それはもう、数えだしたらキリが無いくらい。
一例として、なにげない会話の一部を抜粋してみましょうか・・・
『○○○のニューアルバム、普通にヤベーよ!』
・・・15年前なら確実に意味不明。難解極まりない言葉ですね。
ま、若者ぶりたい僕は、無理して今っぽいこのような言葉を使用していますがね。
『マジ、ハンパねー!!!』って具合にね。
でもさすがに、ティーンが文章書くときに“w”をよく使ってますが、そいつは使わないぞと決めているのであります。
そこは死守したい領域・・・34才、男のダンディズム・・・です。(この夏は、よりいっそう髪が抜けました!)
エアコン不調の、ムエタイのジムみたいな当局のジム所に、普通のサイクリストのekくんが遊びに来てくれました。
お土産で買ってきてくれた氷系のおやつにお礼もそこそこにがっつきました。まるで開放された捕虜のように。
そういえば今日は敗戦の日。1945年8月15日の玉音放送の全てを、一度聴いてみたいものです。
ekくんの目的は2つ。
1つめは、今年の春先に当局が組んで納めたわっぱの片方が(後輪)振れちゃってるので、それの再調整。
あまりスポークプレップを信用していない当局ですが、やはり使ってみようか?と、相談しながら振れ取り&張力の再調整を行いました。
2つめは、現在乗っているfoo fighter HJ-EVOのブレーキの相談。
HJ-EVOを組んだときから使っているAvidのワイヤー式のは、引きも軽く、なかなか調子もよくてメンテも楽チンで良いのだが、やはり富士見等の速度域の高い場所では少々役不足。やはり普通に油圧かなと。
で、選んだのは、来る9月にリリース予定のシマノ・newXT。
昨年秋に大々的にモデルチェンジしたXTRのデザインを踏襲したブレーキレバー形状が、newXTを選んだ最大の理由。
今までのシマノのブレーキレバーはいまいち野暮ったいというか、リザーバータンク?のでしゃばりが気になるというか・・・価格・性能のバランスは最高に良いのは分かっているのですが、あの、ハンドル周りがもっさりした感じになるのは頂けなかった・・・。
でもやはり、MTBの駆動・制動部品はシマノにおまかせですね。
ここ数年ライバルメーカーの後塵を拝することが多く、製品開発も“対策”的なモノが多かった印象ですが、今回のnewXTを見て(まだ実物見てませんが。)、やはり普通にシマノかな・・・と、すっかりはっきりシマノ回帰出来ました。当局的に。
突き詰めてる人にとっては、『もっと高機能じゃなきゃダメだ!』ってなると思いますが、毎日遅くまで仕事して、まだまだこの先の生活であほみたいに金かかって、自転車以外の楽しみもずっと続けてっていう多くの普通の人たちには、シマノみたいなハイレベルの普通が最適だと思います。
普通のサイクリストekくんの、普通にナイスなチョイスでした。
あ、そうそう。最近“エモい”なる新語に遭遇しました。どんな意味か分かります?
普通に“○○ー○。○○な”って言えばいいじゃん!・・・ってね。笑